地域医療を担う方へ

多職種連携(保険薬局など)による
低栄養予防の体制整備を進めています。

高齢者の低栄養は、感染症(コロナ、インフルエンザ、肺炎)や骨折、脳卒中を発症するリスクを高めます。低栄養は、普通に食べている人でも、痩せているわけでもないのに、自覚症状なく、気付かぬ間に発症している場合がありますので、「栄養スクリーニング」を定期的に受け、予防することが大切です。

低栄養傾向の高齢者数

65歳以上の人口の約647万人が低栄養傾向にあります。

国際的な低栄養の診断基準『GLIM(グリム)基準』が、公的保険に導入されました。

世界の主要な臨床栄養学会が協力し、「Global Leadership Initiative on Malnutrition (GLIM)」として、新しい成人の低栄養診断基準を提唱しました。GLIM基準は、従来の食物摂取不足による低栄養に加え、医療施設における疾患関連性低栄養も考慮されており、低栄養の診断及び栄養治療における世界標準の基準、“世界の共通言語”となることが期待されています。

栄養ケア支援システム(iOS Application )

当システムは、GLIM基準における栄養スクリーニング・アセスメントに活用できる検証済みツール「MNA-sf」を搭載しております。

MNA-sf/Harris-Benedict/BMI/活動量等により、高齢者の栄養状態を5分間ほどでチェックし、栄養ケア・アドバイスを自動表記します。

栄養アセスメントシートは、PDFへ自動変換し、メール機能により、医師等への情報転送が可能です。

高齢者の栄養状態に応じた健康補助食品/栄養補助食品を検索し、発注(在宅配送)できます。

管理者URLにより、各所の栄養スクリーニング状況を管理できます。

カメラ機能(iPad限定)により、対象者のミールラウンド(摂食状況/生活状況の観察)が可能です。

運用事例①:在宅医療における健康支援型配食サービス


  • 低栄養予防効果の検証及び対策
  • 低栄養/フレイル予防食の開発へ

運用事例②:配食サービス事業者による在宅医療サポート事業

STEP1

ご自宅で毎月、往診またはオンライン診療・服薬指導をサポート

STEP2

ご自宅へお薬をお届け

発行された処方箋を受け取り、かかりつけ薬局へ処方箋を届け、薬を受け取りご自宅へお届けします。

※上記のサポートは、本人の同意の下、実施します。