第42回日本栄養治療学会学術集会(JSPEN2027)にて、健康増進支援薬局とGLIM基準に関する演題が採択されました

学会発表のお知らせ|JSPEN2027

第42回日本栄養治療学会学術集会にて 演題が採択されました

このたび、一般社団法人在宅栄養ケア推進基金が 応募した演題が、2027年2月にパシフィコ横浜で 開催される 「第42回日本栄養治療学会学術集会 (JSPEN2027)」のワークショップに 採択されました。

今回の発表では、GLIM基準を踏まえ、 地域の薬局が高齢者の低栄養リスクの早期発見と 継続的な健康支援にどのように関わることが できるのかを取り上げます。

採択演題・発表概要
学術集会
第42回日本栄養治療学会学術集会 (JSPEN2027)
セッション
ワークショップ2
セッションテーマ
GLIM時代の栄養スクリーニング
-誰が担い、何を指標とするのか-
採択演題
GLIM時代の栄養スクリーニングを担う 健康増進支援薬局 (都道府県知事による認定薬局)
日時
2027年2月12日(金)
9:00~10:30 (ワークショップ全体の時間)
会場
パシフィコ横浜 ノース3F
第8会場(G303+G304)

低栄養を早期に発見し、 必要な支援につなぐために

高齢者の低栄養は、筋力や身体機能の低下、 フレイル・サルコペニアの進行などに関わる 重要な健康課題です。

一方、低栄養は本人が自覚しにくく、 体重減少や食事量の低下などの兆候を 早い段階で捉えることが重要です。

GLIM基準は、低栄養を診断するための 国際的な枠組みです。 栄養スクリーニングによってリスクを把握し、 その後、体重減少やBMI、筋肉量、 食事摂取量、疾病・炎症などを踏まえて 専門的な評価・診断につなげます。

誰が日常生活の中で低栄養の兆候に気づき、 どのように適切な医療や支援へつなぐのか。

その役割を地域の中で考えることが、 今後ますます重要になると考えています。

薬局を、地域の健康状態に気づく拠点へ

薬局は、服薬状況の確認だけでなく、 体重減少や食欲低下、食事量の変化など、 患者さんの健康状態の変化に気づく機会を 持っています。

当基金では、地域の薬局が低栄養リスクを 早期に把握し、必要に応じて医療機関への 受診勧奨や、管理栄養士、歯科医療、 介護・行政サービス、食事支援などへ つなぐ仕組みづくりを目指しています。

今後の健康増進支援薬局には、 地域住民の健康状態を継続的に把握し、 医療・介護・生活支援をつなぐ役割も 期待されます。

低栄養予防は、医療・介護・行政・ 食品・配食など、多職種・異業種が 連携するための共通の課題でもあります。

学術的な議論を地域での実践へ

当基金では、栄養ケアプランニング株式会社を はじめとする関係機関・企業と協働し、 薬局を起点とした低栄養予防や、 自治体・医療機関等との地域連携に 取り組んでいます。

今回の学会発表を通じて、 薬局による栄養スクリーニングのあり方や、 リスクを把握した後の具体的な支援方法、 多職種連携の可能性について 議論を深めたいと考えています。

低栄養の早期発見を、必要な支援へ。
そして、一人ひとりが住み慣れた地域で 健康に暮らし続けられる社会へ。

当基金では、今後も研究・実践・ 多職種連携を通じて、高齢者の 低栄養予防の普及と社会実装に 取り組んでまいります。

学術集会公式サイト

第42回日本栄養治療学会学術集会
(JSPEN2027)

開催日:2027年2月12日(金)・13日(土)
会場:パシフィコ横浜

JSPEN2027 公式サイトを見る ↗

※発表に関する詳細は、 学術集会公式サイトをご確認ください。