高齢者の低栄養予防事業

低栄養の原因とは?

「低栄養」状態とは?

体の中のエネルギーとタンパク質が欠乏した状態。気力や体力の衰えに加え、免疫機能の低下のリスクが高まり、ケガや病気の治りが遅くなったり、感染症などのリスクが高まります。

サルコペニアとは?

加齢などによって筋肉量が減少する中で、栄養不足などが重なり全身の筋肉量・身体機能の低下が起こる症候群。
介護要因となる「嚥下障害」や「寝たきり」の原因になることも。

高齢者の低栄養傾向者の割合

高齢者の低栄養の原因

高齢者の低栄養の原因の図

IOG 東京大学高齢社会総合研究機構より

定期的な栄養スクリーニングで、現在の栄養状態を把握することが、
介護予防・病気の発症予防に重要

国際的な低栄養の診断基準「GLIM(グリム)基準」が導入されました!

世界の主要な臨床栄養学会が協力し、「Global Leadership Initiative on Malnutrition (GLIM)」として、新しい成人の低栄養診断基準を提唱しました。GLIM基準は、従来の食物摂取不足による低栄養に加え、医療施設における疾患関連性低栄養も考慮されており、低栄養の診断及び栄養治療における世界標準の基準、“世界の共通言語”となることが期待されています。

GLIM基準:検証済みスクリーニングツール搭載

栄養ケア支援システム(iOS Application )

MNA-sf/Harris-Benedict/BMI/活動量等により、高齢者の栄養状態を5分間ほどでチェックし、栄養ケア・アドバイスを自動表記します。

栄養アセスメントシートは、PDFへ自動変換し、メール機能により、医師等への情報転送が可能です。

高齢者の栄養状態に応じた健康補助食品/栄養補助食品を検索し、発注(在宅配送)できます。

管理者URLにより、各所の栄養スクリーニング状況を管理できます。

カメラ機能(iPad限定)により、対象者のミールラウンド(摂食状況/生活状況の観察)が可能です。

保険薬局で、無料で栄養スクリーニングが受けられる
体制の整備を進めています。

高齢者の低栄養は、感染症(コロナ、インフルエンザ、肺炎)や骨折、脳卒中を発症するリスクを高めます。低栄養は、普通に食べている人でも、痩せているわけでもないのに、自覚症状なく、気付かぬ間に発症している場合がありますので、「栄養スクリーニング」を定期的に受け、予防することが大切です。

健康寿命延伸:共同プロジェクト

厚生労働省/健康寿命延伸プラン(介護予防・フレイル対策・認知症予防)を基に「運動×食(低栄養予防)×つながり」を掛け合わせた健康寿命延伸:共同プロジェクトをご提案します。

運動

低栄養予防

つながり

⾃治体‧団体‧企業の低栄養予防∕フレイル対策事業に
協働(企画・運営支援)しています。

JA健康寿命100歳プロジェクト(JA北大阪:健食健歩会モデル)